風疹


「風疹の追加的対策」受診券を用いた、風疹抗体検査数が12万件を超える   2019.07.19

風疹の追加的対策とは、2018年から流行が続く風疹の感染拡大防止のために抗体保有率が低い世代の男性に対して
市町村が予防接種法に基づき抗体検査と予防接種を3年間原則無料で実施するというもの。

具体的には、1962年4月2日から1979年4月1日までの間に生まれた男性に対して自治体が受診券を送付して抗体検査を行い、

抗体価が低い場合には予防接種を行うというもの。

これは妊婦さんだけでなく、配偶者やパートナー、職場の同僚などにうつすことで、生まれてくる赤ちゃんが先天性風疹症候群にならないようにこのような対策が取られました。

 

メモ

風疹とはウイルスによって感染する病気です。

妊娠20週頃まで(特に妊娠初期)の女性が風疹にかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障がいをもった赤ちゃんがうまれる可能性があります。これらの障がいを先天性風疹症候群といいます。